本格推理小説ではしばしば「出来過ぎた舞台設定」による大掛かりなトリックが登場しますが、犯人がその舞台設定を作るべくして作る、そのための理由付けを探した結果が、「SDQUSを利用した『保有者』探し」ということなんだろうなぁ、と。そのぶっとんだ設定故に、逆に本格推理から遠ざかっているようにも感じましたが、話の展開が目新しいので楽しく読めました。
そして安定の脚注とあとがきが大好き過ぎる(笑)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月15日
- 読了日 : 2017年2月15日
- 本棚登録日 : 2017年2月15日
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