脱ニッポン富国論 「人材フライト」が日本を救う (文春新書 951)

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  • 文藝春秋 (2013年12月18日発売)
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感想 : 7
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人口の減少する日本を富裕層の人たちは、シンガポールなどの、より税制や生活環境が整った、成長見込みのある国へと移る。日本が、貿易立国でなく、投資立国に近づいている現実や、日本国内で資金を運用するよりも、海外で利益をあげて、日本に還流させるスキームが必要だとのこと。

愛国心のない人は、海外に出ていってもらいたいと言う声もあるみたいです。彼らがいなくなることでおきる海外への人材流出などの不都合への代替案を示してもらいたいし、無責任とも感じました。

ただ、お金がある人から見た見解みたいなところもあるので、相続税の彼らの考え方には、不満もあるんですがね。世代間の格差には納得できないかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年1月12日
読了日 : 2014年1月12日
本棚登録日 : 2014年1月12日

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