プーチンの正体 (宝島社新書)

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  • 宝島社 (2022年5月27日発売)
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感想 : 5
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ウラジミール・プーチン
色々な意味で、最も注目を浴びている人物かもしれない。
世界が米中か、それ以外かと思われる時代に、シリアのアサド政権に肩入れし、ウクライナに侵攻する。
西側諸国の批判も無視して、侵攻する背景に、国際社会の常識が通じない、独裁国家のしたたかさを感じました。
ハードパワーでは、アメリカ、中国に敵わないかもしれませんが、暗殺であったり、各国へのプロパガンダの誘導の怖さがロシアにはありました。特に、アメリカ大統領選でのロシアの介入が、どこまで影響をあたえたかが気になります。
比較的、ロシアに友好的だった日本ですが、どの国にとっても自分の国の利益を真っ先に考える。友好は、お互いの利益の上に成り立つことを考えないといけないのではと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年6月11日
読了日 : 2022年6月11日
本棚登録日 : 2022年6月11日

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