楽天やリクルート、富士通の開発の現場を通じて、アジャイル開発のスクラムがどの様に、活用されているかなど具体的な事例もあり、分かりやすかったです。
今まで主流だった、ウォータフォール型の開発モデルに変わり、アジャイル開発のスクラムの開発手法がいかに、ヒューマンタッチな開発手法であるかがよくわかりました。
顧客の要求と開発サイドの対応に温度差があり、さらにカットオーバーの時期には、競合他社も同一のサービスを開始している可能性もある。それに対応するためには硬直的な組織ではなく、自立支援的な組織である必要があり、顧客やユーザーを一つの組織として組み込むことが大切だとあります。
スクラムは日本の製造業から生まれた開発モデルで、それがアメリカに渡り、アジャイルの開発手法として日本に逆輸入されたとあります。日本の製造現場での改善努力や効率化がどのような形であれ生かされてるのはうれしいですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年2月27日
- 読了日 : 2013年2月27日
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
みんなの感想をみる