医療経済・政策学は如何にしてこの世に生まれたか
本書中に「【コラム7】私の書評パターン」を設け、書評の指南も書かれていることを承知で 本書のレビューを書く事は無謀であるが進める。
臨床の医師から、医療経済・政策学研究者に歩んだ著者の経歴・経験に十分に裏打ちされ、更にその経験を咀嚼し体系化を試み、日本福祉大での教育者としての実践経験を踏まえ本書が生まれている。
本欄の仕組みを利用すれば、著者の経歴・本書の構成は参照可能であるから、それらは省略する。
本書の読者対象を医療経済・政策学研究を希望する学部・院生・研究者に限定する必要は無い。
「現場至上主義」に陥る必要は無いが、医療政策に翻弄される医療従事者の側が、本書を導きの手段として活用し、医療政策を分析し自己の位置づけを解析する武器と出来れば、著者の言う「国籍のある医療経済学」の確立にしするのではないか。
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カテゴリ:
歯科技工管理学(医療経済・医療政策分野)
- 感想投稿日 : 2007年3月17日
- 本棚登録日 : 2007年3月17日
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