グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2006年9月15日発売)
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本棚登録 : 568
感想 : 67
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 本書は、技術畑の読者には物足りなく不向きと思います。ネット事情に精通されている方にも最新の事情が述べられているわけでもなく、不向きと思います。
 お勧めの読者対象は、グーグルが何か大きくなり力を持ち何かと騒がれているみたいだけど「何かあったの」と考えたた貴方だと思います。
 便利なものとことは捨てがたい、便利の魅力には吸い寄せられる。あえて不便に身を置き、流行に抗することは勇気以上に手間がかかる。
 グーグルはより便利を提供し、その対価として貴方の情報から価値を整理し取り込みます。グーグルと付き合うためのには、その覚悟が必要かもしれない。
 著者が想定するグーグルとアマゾンが作り上げる未来社会の姿をまずは咀嚼し、最新事情は他書、更にはネット上で深めるのが、理に適っているのではと思います。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 歯科技工管理学(調査・メディアリテラシー分野)
感想投稿日 : 2007年3月18日
本棚登録日 : 2007年3月18日

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