[墨田区図書館]
最近見つけた、「世界の伝記NEXT」シリーズ。どうもこのシリーズは、女性比が高いというか、意識して男女比を等しくしているかのような気配。そして女性も、キュリー夫人とかマザーテレサとか、もちろん基本の有名どころもあるんだけれど、このダイアナ妃のように、普段必ず入ってくる正統派とはいえないような人々も入っている感じで、やや新鮮。
女性比率が高いのは、そのあげるべき総数が少ないせいもあるのかな??
ともあれ、ダイアナ妃はその存在は知っていても年代などは全く意識していなかったし、私自身いい勉強になった。思ったよりも最近の方だったし、そこまで王室内での孤立、孤独感があったとは知らなかった。また、死ぬ直前のマザー・テレサとの交流や慈善活動への尽力もあまり知らなかった。
また、彼女が型破りに捉えられていたのは、どちらかというと王妃教育やらしきたり順守での締め付けありきの中での打破だろうと思っていたのに、放置というか、結果だけ求めて指導や支援もしなかったというのは、それがすべての真実ではないにせよ、予想を上回る過酷さだった。
そして婚後の体調不良という意味で思い起こしていた雅子妃殿下が、比較のためなどで日本の皇室紹介の中で掲載されていた時には、内実が異なり同義ではないにせよ、何らかの辛さがやはりあるのだろうと思いを馳せてしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもの読書履歴(読み聞かせ)
- 感想投稿日 : 2018年1月19日
- 読了日 : 2018年1月19日
- 本棚登録日 : 2018年1月19日
みんなの感想をみる