クラッシュ・ブレイズ スペシャリストの誇り (C・NovelsFantasia か 1-39 クラッシュ・ブレイズ)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年3月26日発売)
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本棚登録 : 818
感想 : 58
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[2021年4月現在、江戸川区にあり。
墨田区には、1巻のみ。
江東区には、1,4,5,9,10,11,12,13巻の8冊のみ。]

クラッシュ・ブレイズ2巻。
デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。

暁の天使たちとこのクラッシュ・ブレイズの堺?違い?がやや判別しないのはこちらが筆者を理解しきれていないのか、単に溜まっている愛読書を読み進めることに注力しすぎてリアルタイムで発刊を心待ちにして一冊ごとの喜びをかみしめていないからなのか?いずれにせよ、ここまで来ても相も変わらず面白い。そして全く別物と思っていたスカーレットの世界と本格的に同一化していく、この「自分の好きなもの」が大集合する感覚をこの年になって満喫できるのはとても嬉しい。

スペシャリスト関連三部作
・ファロットの美意識
・ジンジャーの復讐
・深紅の魔女
深紅の魔女は、前巻での経緯から、何らかの形で呈してほしいと思っていたジャスミンの"勇姿"を現役戦闘機乗りへ魅せつける話。もちろんかつての同僚達は、ジャスミンの変わらぬ妙技と自分たちでは示せぬ訓戒を受けた若者たちに対してすっきりしたのだろうが、すっきりで終わると思っていた彼らの描写の中に、往年と変わらぬ賛美の気持ちに加えて善き過去を想い起す老人たちのそれを思いがけず認めたのは不意打ちで、自分の予想していなかったその印象が強く残った。

★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

★桐原家~、もものき~

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分用
感想投稿日 : 2021年4月30日
読了日 : 2021年6月23日
本棚登録日 : 2021年4月30日

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