夜、電気を消したら真っ暗になった。真っ暗すぎて寝られない僕のためにお兄ちゃんが「まっくらあそび」を教えてくれた。
懐中電灯で光を当てると距離によって物の影が大きくなったり小さくなったり、カメラのシャッターを開いたまま懐中電灯で空間に絵を描くとそれが光のお絵描きになったり、そこにセロハンで色を付けてみたり……。
真っ暗だからこそできる光の遊びを紹介する科学絵本。
******* ここからはネタバレ *******
これはなかなか高度な遊びです。
懐中電灯で影絵あそびは定番ですが、シャッターを開いたまま光のお絵描きをするのは難易度が高い。
そして、その写真をすぐ確認することができるのもデジカメ時代ならではだなぁと思ってしまいました(⇐昭和生まれ)。
この本の中でも言われていますが、真っ暗なのはおばあちゃんの家だから。
なかなか夜中でも真っ暗は難しいですよね。
でも、こんな夜中に兄弟で大騒ぎしていておばあちゃん眠れたのでしょうか?
屋根裏部屋に大きなベッドがあって、鉄道線路も敷けて、明かり取りの窓もあって、おばあちゃん家は素敵な場所のようですね。
そして、これも最近の絵本ですね。
QRコードからほるぷ出版のサイトに行くとYouTubeでのお絵描き解説動画が見られます。
デジタル時代の夏休みの宿題にいいかも知れませんね。
芸術的な絵ではありませんが、今回の説明には十分役割を果たしています。
全てのお子さまにオススメできるのではないでしょうか(夜ふかし注意ですが……)。
- 感想投稿日 : 2024年2月10日
- 読了日 : 2024年2月10日
- 本棚登録日 : 2024年2月10日
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