人工知能 人類最悪にして最後の発明

  • ダイヤモンド社 (2015年6月19日発売)
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本棚登録 : 602
感想 : 55
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シンギュラリティによるネガティブ論者の代表であるフリーのテレビプロデューサーが著者。
いわゆる中の人ではない外から取材をたくさんしてきた人の本なのだが、最も人間の敵になるようなパンドラの箱を開けてしまった論側の書籍でした。

AIは今後AGIを目指しすぐにASIの世界に足を踏み入れる。要は人類の1000倍以上の知能を持った存在と。
その時、鉄腕アトムのように人類の見方な存在なわけではなく、ターミネーターの様なフレンドリーでは無い存在となった場合、そうなった場合の問題提議をひたすらしている内容でした。
ただ、やや悲観的過ぎるとは思いつつも、全く可能性が無いわけでもない。
すなわちAIを進化させるにあたってこのような最悪の事態は起きないように共通の意識をもつことが大事だと思った。

ドラえもんやアトムのようにフレンドリーな機械と世の中を共存できる未来を期待してます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: IT
感想投稿日 : 2016年12月25日
読了日 : 2016年12月10日
本棚登録日 : 2016年12月25日

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