短編集。孤独の最小単位はふたり、ということ。
ふたりを知らなければひとりを知りようもない。
色々なふたり、色々な孤独が詰まってる。
十三月怪談だけが幸せな終わり方をしていて、幸せな終わり方をしたのがこのお話で良かったと思った。
終わりが終わりの顔をして近付いてこないこと。「通りすぎたうんとあとにあれが最後だったと気づくだけ」なのは、悲しいけど本当。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年8月31日
- 読了日 : 2013年4月10日
- 本棚登録日 : 2013年3月29日
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