図書館で借りて読了。
6人の動物看護師それぞれの実体験がまとめられている本。
動物と人どちらも安全かつ正確に検査や診察をするために動物の動きを止めることを「保定」といい、力ずくではなく要所を心得た押さえ方で動きをピタリと止められるようになって初めて"プロの保定"といえるそう。
「ただ押さえるだけ」ではダメだということをこの本で初めて知った。
読んでいて感じたのは、6人の方皆さんの熱意。一見お節介に思われるほど、飼い主や動物、獣医師のことをなにより第一に考え、それぞれの立場になり行動する姿に心がじーんとなった。
また、国家資格化が決定したそうで、それを機に「動物看護師」という素晴らしい職業がこれからもっと多くの方に知ってもらえたらなと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月12日
- 読了日 : 2021年3月12日
- 本棚登録日 : 2021年3月3日
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