視点と方法論。
複雑系においては原因と結果が逆転する可能性を秘めている。
もっともらしい理屈を構築するときは、そのことに細心の注意を払うべし、とのこと。
本書では、批判的な立場で物事を観察し、議論することのきっかけになれば幸いとまとめていた。
本文中の「科学的根拠」という言葉、それらをつかさどるものとして
その力をいかに利用するか、いかに正しく使うか?
少し考えた。
科学的根拠は視点や抽出の方法でどうとでもなる。
真理ではなく、都合のいい事実を求めるのが解なのだろうか?
時と場合によるけれど、できるだけ正しくありたい。
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カテゴリ:
学習書
- 感想投稿日 : 2008年9月2日
- 本棚登録日 : 2008年9月2日
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