疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)

著者 :
  • 岩波書店 (2008年4月22日発売)
3.22
  • (11)
  • (53)
  • (90)
  • (27)
  • (4)
本棚登録 : 659
感想 : 90
3

視点と方法論。
複雑系においては原因と結果が逆転する可能性を秘めている。
もっともらしい理屈を構築するときは、そのことに細心の注意を払うべし、とのこと。
本書では、批判的な立場で物事を観察し、議論することのきっかけになれば幸いとまとめていた。



本文中の「科学的根拠」という言葉、それらをつかさどるものとして
その力をいかに利用するか、いかに正しく使うか?

少し考えた。

科学的根拠は視点や抽出の方法でどうとでもなる。
真理ではなく、都合のいい事実を求めるのが解なのだろうか?
時と場合によるけれど、できるだけ正しくありたい。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 学習書
感想投稿日 : 2008年9月2日
本棚登録日 : 2008年9月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする