2007年時点での内容ではあるが、分かりきったことを並べているだけ、という印象。
データをもとに分析しているんだけど、著者のバイアスもだいぶかかってそう。
母親の4タイプとこどもの成績、というところがかなり乱暴で、のび太・スネ夫・ジャイアン・しずかちゃんのママに類型化されている。4タイプに分けるところまでは良いけどこの4タイプって全体から見ると偏ってる。しかもそれぞれのママの性格やパーソナリティなんて知らないし。。。そもそもこの4タイプの定義として、こどものこういうところに悩みを持っている、と書いてるあたり、因果関係を証明する根拠として成立していない。
全体を通してこれといって目新しい情報はなかったものの、襟を正すという意味では読んで良かったかな、とは思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月12日
- 読了日 : 2020年7月12日
- 本棚登録日 : 2020年7月12日
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