老いを愛づる-生命誌からのメッセージ (中公新書ラクレ, 759)

著者 :
  • 中央公論新社 (2022年3月9日発売)
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感想 : 16
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国語の教科書で中村桂子さんの文章を読んだときの感動が忘れられません。

中村さんと同じ年の父が入院して気落ちしている母に贈ろうと、まず自分で読みました。

母のためでしたが、今、人生何度目かの選択に悩んでいる私にとっても、中村さん自身40歳で悩み始め、53歳で気づき、生命誌研究館ができたのは57歳のとき、と知って、励みになりました。

いつも父のことを思い、家族中心で過ごしてきた母。本を読んでいるところを見たことはほぼありませんが、これを読んで少しは前向きな気持ちになってもらいたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月29日
読了日 : 2022年11月29日
本棚登録日 : 2022年11月28日

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