マンガでわかる量子力学 日常の常識では計りしれないミクロな世界の現象を解き明かす (サイエンス・アイ新書)

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  • SBクリエイティブ (2014年1月16日発売)
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感想 : 4

量子力学の本は何冊か読んできたけど、やっぱりほとんど分からない。
電磁波のデザインを登場人物がアレンジしているのが面白かった。こういうアイデアはすごいなぁ。自分なら思いつかない。
ところで、アインシュタインって物理の成績ボロボロだったのか。この本読んで一番驚いた事実かもしれない。
後、漫画の登場人物の一人も言ってるけど都合のいい解釈が多いなぁと。なんだよ、観測するまではある場所にいる確率は1より小さく、観測した途端確率1になるって。もはやここまでくると、哲学の世界な気がしてくる。
ところで、本文中に『江崎玲於奈』という名前がでてきて思わず日本人女性が物理学の世界に偉業を成し遂げてノーベル賞とったことあるのかと思ってしまった。調べたら男だった。そういや、セレンディピティの例で聞いたことあるなぁ。半導体におけるトンネル効果の実験的発見って。
後、時間は離散的な物理量らしい。そういや、涼宮ハルヒの憂鬱で朝比奈みくるがそういう話してたっけ。あれは概念的なフィクションの話だと思ったけど、事実だったんだなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館から借りた
感想投稿日 : 2014年8月9日
読了日 : 2014年8月9日
本棚登録日 : 2014年8月9日

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