amano225さんの感想・レビュー

人付き合いが苦手なのは アスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)

著者 : 吉濱ツトム

• 宝島社 (2017年5月8日発売)

昔、アスペルガー症候群じゃないかと思って心療内科で診断を受けたら、「グレーだね」と言われた自分(一瞬、GLAY？　と思ってしまった)。
まあ、そういうこともあってかこの本を読んでみると自分にもあてはまりそうなことがいくつか。でも、こういうのってこの本でいう定型発達者な人でもあてはまることもあるだろうと思ったのだけど、どうなんだろう。
自分も、あてはまることもあればあてはまらないこともあるし(特に、お金があればあるだけ使ってしまう傾向があるというのは自分にはあてはまっていないと思う。むしろ自分は、使うのがもったいないと思ってしまうタイプだし)。
それにしても、途中で漫画にでてきたアスペルガー症候群の行動がどうみてもパワハラなんだけど、これって訴えられたらアウトなんじゃないかと。実際、パワハラで訴えられた人の中にも、アスペルガー症候群の人って結構いるんだろうか。
なお、アスペ女子には容姿端麗な人が多いらしい。自分はアスペ女子な人を知らないけど、それは思い込みなんじゃ……。他にも、「定型発達者な人は～～な人が多く」といった、ただの思いこみ(というより偏見)なんじゃないかと思う箇所があった。作者は自閉症でアスペルガー症候群らしいけど、そういう人って思い込みや偏見が多いんだろうな(こう思うことが偏見か)。
ちょっと驚いたのが、アスペルガーの症状と食事は大いに関係しているという話。腸の働きが弱く、栄養不足に陥っている人が数多くいるんだとか(自分も腸弱いからこれもあてはまってそう)。
遅延型アレルギーというのも気になった。もしかして、自分もアトピーと思ってるだけで、遅延型アレルギーなのかなぁ。納豆毎日食べ始めた時期とアトピーがひどくなってきた時期って近いんだよなぁ。

感想投稿日 : 2017年11月25日

読了日 : 2017年11月25日

本棚登録日 : 2017年11月25日