学園の「なんでも屋」である「トラブルドッグ」。
依頼状を書き、報酬を振り込めばなんでもこなしてくれる
彼らの存在を、多くの生徒は知っていた。
しかしそのメンバーの正体を知るものは誰もいない。
そんなトラブルドッグにひょんなことから
参加する事となった”しーな”の物語。
六本木綾さんの間と心情を吐露するタイミングが
すごく好きです。
気が強くてたまに後先を考えず行動する彼女と
根暗な園芸部部長の皮をかぶった切れ者のリュウの
つきそではなれてつきそではなれてな
微妙なラインを楽しむマンガでもあります。
マンガによくある「ちょっととんでも設定」
というわけではなく
「現実にできそうかも」なレベルで依頼をこなして
くれるので「なんでも屋」の設定がひどく一人歩きしている
ということはありません。
等身大の人間をマンガで描くというのは白泉社少女マンガ
にしては貴重だと思われるので、是非お勧め。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
少女マンガ
- 感想投稿日 : 2009年5月25日
- 本棚登録日 : 2009年5月25日
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