トラブル・ドッグ 9 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2000年6月1日発売)
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本棚登録 : 49
感想 : 5
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学園の「なんでも屋」である「トラブルドッグ」。
依頼状を書き、報酬を振り込めばなんでもこなしてくれる
彼らの存在を、多くの生徒は知っていた。
しかしそのメンバーの正体を知るものは誰もいない。
そんなトラブルドッグにひょんなことから
参加する事となった”しーな”の物語。

六本木綾さんの間と心情を吐露するタイミングが
すごく好きです。

気が強くてたまに後先を考えず行動する彼女と
根暗な園芸部部長の皮をかぶった切れ者のリュウの
つきそではなれてつきそではなれてな
微妙なラインを楽しむマンガでもあります。

マンガによくある「ちょっととんでも設定」
というわけではなく
「現実にできそうかも」なレベルで依頼をこなして
くれるので「なんでも屋」の設定がひどく一人歩きしている
ということはありません。
等身大の人間をマンガで描くというのは白泉社少女マンガ
にしては貴重だと思われるので、是非お勧め。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 少女マンガ
感想投稿日 : 2009年5月25日
本棚登録日 : 2009年5月25日

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