悟りの分析: 仏教とユング心理学の接点 (PHP文庫 ア 7-1)

著者 :
  • PHP研究所 (1991年6月1日発売)
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感想 : 1
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タイトルが示す悟りなどより、自分の考え等はどうでもよくその場のかかわりの方を重要視するという、著者が描く日本的風土とか日本人の意識の方が興味深かったです。日本では、悟った人でさえも日本独自の「空気」にやられてしまいおかしな人格になってしまう、というのも面白い。
夜女性でも一人で歩けるという犯罪の少なさや人種差別が無い(ように見える)表面の下では、ものすごく息苦しさを覚え、生き辛い社会をどうすればいいのか?これからの日本人の大きな課題だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年8月11日
読了日 : 2023年7月20日
本棚登録日 : 2023年5月16日

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