林芙美子随筆集 (岩波文庫 緑 169-1)

著者 :
制作 : 武藤康史 
  • 岩波書店 (2003年2月14日発売)
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本棚登録 : 101
感想 : 11
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『放浪記』で有名な林芙美子の随筆集です。『放浪記』出版後一躍有名となり、次々と小説を出して忙しいさなかだった昭和10年前後のエピソードが集められています。(文末の解説より)

まださわりしか読んでいませんが、日々の何気ない出来事や物思いをつづる表現が新鮮で、ドキドキします。

「いい作品と云うものは一度読めば恋よりも憶い出が苦しい。」

上は、才能がありながら病気のために遠くの故郷へ帰ってしまった
小説家の友人を、林芙美子が思い返すくだりの一節。

ドキリ、としませんか?

こんなはっとするような言葉がちりばめられていて、
今は宝探しをするように少しずつ読み進めています。

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年1月23日
本棚登録日 : 2010年1月19日

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