親に言われるがままに日常を送っていた亜里珠は、自分では恋愛もしたことがない状態で親の決めた相手とお見合いをしていた。
すると池から聞こえる声と人のようなものに引きずり込まれてしまう。
召喚された場所が儀式をした所とちがっていて、皇帝であるオーギュストの寝室であったため、夜伽の女だと勘違いされるような出会いだったが、俺サマなオーギュストが亜里珠に自分を求めて欲しくて色々画策するのが可愛いです。
それは亜里珠も一緒で、オーギュストが求めているのは魔女姫ですが、その印を持たないことを言い出せないまま、初めて人を好きになったオーギュストがかけがえのない存在になりました。
それにしてもオーギュストの愛で方が激しすぎなので、若返ってて良かったね、亜里珠。
中身としてはそんな感じなのですが、亜里珠の美麗な艶やかな黒髪の描写が綺麗です。
特にお風呂のシーンの乱れ髪がたまりませんでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月31日
- 読了日 : 2022年7月31日
- 本棚登録日 : 2022年7月8日
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