王族や貴族が他国に入るときにはなんともアレな検査があるのか。と思うほど主人公のミリアンは元帥閣下のヴァレリーに身体の隅々まで検査され、目的である陛下へ会わせられないまま囲われてしまいます。
なぜ陛下に会わせてくれないのか、なぜ義務的な情事に熱い感情が伴ってくるのかミリアンは戸惑います。
このミリアン、姿形では想像できないくらい行動力もあり、意思表示もちゃんとできます。
それがヴァレリーたちから見たら子猫が毛を逆立てている感じなのかもしれませんが。
ただ、泣いている王女様では無いところが良かったです。
個人的にミリアンの騎士テオドールとの恋物語でも身分差がある王道で良かったなぁ。と思いました。テオドールいい男なんですもん。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月12日
- 読了日 : 2022年7月12日
- 本棚登録日 : 2022年6月14日
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