怪奇譚を語る会を開催する青蛙堂の主人が今度は探偵ものを語る会を開催。そこで語られた数々の物語。
探偵ものと言っても名探偵や大捕り物が繰り広げられるわけではなく、参加者の身近に起こった少し不思議な事件と謎解きでした。
巻末に断りのある通り『山窩』の書かれ方が酷いと思いました。他の著者の本で山窩の人々の不遇な扱いを知ってはいましたが当時本当にこのように扱われていたのだと改めて知ることになりました。
色々と語られた話よりもこちらの方が印象強くなってしまいましたが『蛔虫』の死因が一番怖かったです。絶対に体験したくない…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月29日
- 読了日 : 2019年4月29日
- 本棚登録日 : 2019年4月29日
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