最初の世界大戦から次の世界大戦に向かう時代のドイツが舞台の群像劇。
貴族出身の若き軍人アルトゥールを中心に彼に惹かれる人々の物語が絡み合って複雑な模様を描き出していました。
最後の最後で入れ子構造の物語であったことが明かされますが、書き手であったツェツィリエの神になり損ねたような姿がとても寂しく思えました。
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- 感想投稿日 : 2012年12月30日
- 読了日 : 2012年12月30日
- 本棚登録日 : 2012年12月30日
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