螢火ノ宿 ─ 居眠り磐音江戸双紙 16 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-16 居眠り磐音江戸双紙)

著者 :
  • 双葉社 (2006年3月1日発売)
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感想 : 43
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白鶴太夫の身請け話から起こる殺人事件。
磐音は身分を隠して吉原会所の人々とその事件にあたる内容でした。

殺伐としたり、奈緒と磐音の襖越しの会話が切なかったりと色々とありましたが元許嫁の二人の縁もこれで切れてお互いが別々の人と一緒になるようです。
奈緒の心情を思うと何とも悲しい終わり方ですが仕方がないのでしょうね…。

そんな重苦しい話でしたが品川母子の登場部分は一服の清涼剤。この親子のほのぼのとした仲の良さに癒されます…。
あと、出番は本当に少ないけれど高尾太夫がきりりと格好良かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年6月28日
読了日 : 2020年6月28日
本棚登録日 : 2020年6月28日

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