上巻は過去のアール視点と現在のボブ視点が交互で独特のリズムだったが下巻は現在のボブ視点のみ。
上巻の構成が面白かったので下巻はやや普通感がして(上巻で過去のアールが死亡しているから仕方が無いけれど…)やや退屈に思えるシーンも。
ボブの持つ緊張感やナイフのような鋭利さは下巻の方が圧倒的に凄かった。
森の中で暗視スコープを持つ敵に追われるシーンでは普段では考えられない弱気や混乱も起こり、ボブの人間らしさが感じられた。
最後の展開は予想外で「え、それでいいの?」とか思ってしまったけれど、それでも面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Stephen Hunter
- 感想投稿日 : 2011年11月10日
- 読了日 : 2011年11月10日
- 本棚登録日 : 2011年11月10日
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