愛とは何なんのか?を教えてくれていた。
ダブル不倫。
互いに家庭があった。
でも、他の誰かを愛してしまった。
心も体も一つになってしまった。
別れるという事は、誰かを傷つける事を避けて通れない。
例えそれが、紙切れの契約上の相手だったとしても。
共に生きていく事を誓った、あの時は。
人の気持ちは変わりゆく物。
偽りの愛の中に身を置く事。
夫婦という戸籍上のモノに縛られる必要なんて本当はない。
私はどうしたい?
僕はどうしたい?
それだけで良い、本当は。
自分の気持ちに偽り嘘をついて生きていく方がずっと苦しい事。
そんなの自分ではない。
自分では無くなっていく。
本当に相手を愛しているのであれば。
相手の出した答えに、選択に。引き止める事。まるで自分の鳥籠の中に入れる事ではなく。
相手の幸せを祈るという事。
愛とはどこまでも自由だから。
2人が出した答えは。
2人らしく。
永遠の愛で、共に。
美しいとも思えた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月17日
- 読了日 : 2020年11月17日
- 本棚登録日 : 2020年11月17日
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