子どもが美術の授業で「点描」という技法を習っている。黒のペンで延々と点々……と描いて練習したものを見せてくれた。
これ面白そう!私にもできそうじゃない!?…なんて簡単に思ってはだめみたい。点だけで物の形や明暗を描くらしい。しかも手首が痛くなるとか。そして点ばかり描いていると飽きてくるとか。
点描とは、点の集まりで形や色を見せる描き方。
スーラ(1859年〜)はフランスの画家で、革新的な絵画方法を使ったことで評価されている。点描の基礎となる新しい色の科学について研究した。
スーラはパレットの上で絵の具を混ぜない。チューブから出した色をそのまま画面に置いていく。
「色は目の中で混ざり合う。色は飛び散り色は集まる」…って素敵だ。
大きなキャンバスに、小さな粒を黙々と埋めていく。やがてその小さな粒が形になり一つの世界が現れる。
その気の遠くなりそうな作業を想像するとすごいなぁ。本物を見てみたい。
更に新しい絵の表現を研究していた時に、突然31歳の若さで亡くなったのは残念だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書/ティーンズ(日本)
- 感想投稿日 : 2023年7月25日
- 読了日 : 2023年7月25日
- 本棚登録日 : 2023年7月25日
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コメント 8件
1Q84O1さんのコメント
2023/07/25
なおなおさんのコメント
2023/07/25
1Q84O1さんのコメント
2023/07/25
なおなおさんのコメント
2023/07/25
1Q84O1さんのコメント
2023/07/25
土瓶さんのコメント
2023/07/25
なおなおさんのコメント
2023/07/25
土瓶さんのコメント
2023/07/25