スーラの絵本―もっと近づいて (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館 (1994年12月2日発売)
3.81
  • (5)
  • (12)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 12
4

子どもが美術の授業で「点描」という技法を習っている。黒のペンで延々と点々……と描いて練習したものを見せてくれた。
これ面白そう!私にもできそうじゃない!?…なんて簡単に思ってはだめみたい。点だけで物の形や明暗を描くらしい。しかも手首が痛くなるとか。そして点ばかり描いていると飽きてくるとか。

点描とは、点の集まりで形や色を見せる描き方。
スーラ(1859年〜)はフランスの画家で、革新的な絵画方法を使ったことで評価されている。点描の基礎となる新しい色の科学について研究した。

スーラはパレットの上で絵の具を混ぜない。チューブから出した色をそのまま画面に置いていく。
「色は目の中で混ざり合う。色は飛び散り色は集まる」…って素敵だ。

大きなキャンバスに、小さな粒を黙々と埋めていく。やがてその小さな粒が形になり一つの世界が現れる。
その気の遠くなりそうな作業を想像するとすごいなぁ。本物を見てみたい。

更に新しい絵の表現を研究していた時に、突然31歳の若さで亡くなったのは残念だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書/ティーンズ(日本)
感想投稿日 : 2023年7月25日
読了日 : 2023年7月25日
本棚登録日 : 2023年7月25日

みんなの感想をみる

コメント 8件

1Q84O1さんのコメント
2023/07/25

なおなお画伯、この技法は私にも無理だと思います…
そもそも絵心の全くないない私にはダメでしょうw

なおなおさんのコメント
2023/07/25

おお、1Q画伯!ようこそ点描画の世界へ!
わぉ!面白そう!これならできるんじゃない?…って思っちゃダメ?
…ダメですよね。私たちがやると、とんでもない事になっちゃいますよねʅ( ᷄ω ᷅ )ʃ

1Q84O1さんのコメント
2023/07/25

そーですよ、なおなお画伯!
自分たちの絵心の無さをわかっているのなら最初からチャレンジしないこと!w
それが大事!( ー`дー´)キリッ

なおなおさんのコメント
2023/07/25

なんか悲しいね。悔しいね(。•́ωก̀。)…グスン笑

1Q84O1さんのコメント
2023/07/25

別にいいんだ〜
だって下手くそだから仕方ないよ…(¯―¯٥)

土瓶さんのコメント
2023/07/25

下手だっていいんやで~。
楽しめればそれでいいんやで~♪

なおなおさんのコメント
2023/07/25

じゃあ、やってみるかな!( •̀∀•́ )キラーン✧
師匠、ありがとうございます!

土瓶さんのコメント
2023/07/25

( ´∀`)bグッ!

ツイートする