タイトルだけで敬遠していたけれど、もっと早く読めば良かったと思う。
高学歴というのは、そこに至るまで色んなものを犠牲にして努力した証であるが、その後の人生や人格まで保証するものではない。
結果よりも、全力でやりきった経験こそが、その後の人生の支えになる。そういう意味で、受験というものには一定の価値がある。
林先生は、ご自身の経験は例外的だとおっしゃる。確かに(私から見ると)林先生の幼少期は、環境的にかなり恵まれていると思う。
私は、わが子に対して、林先生のご家族と同じことはしてやれないが、受験に対する考え方が変わったことで、今後、わが子に対する激励の仕方も変わっていくと思う。
受験のその先にある将来、人の役に立ちたいという気持ちを持ち続け、幸せを感じる生き方をしてほしい。
だからこそ、決して性格をねじまげてしまうことのないように、心して入試本番を迎えたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月24日
- 読了日 : 2019年2月11日
- 本棚登録日 : 2019年2月11日
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