ルドルフといくねこ くるねこ (児童文学創作シリーズ)

著者 :
  • 講談社 (2002年2月27日発売)
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本棚登録 : 938
感想 : 83
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川の向こうからやって来たドラゴン兄弟。何やらルドルフたちに頼み事がある様子。その事によりイッパイアッテナは川の向こうに行ってしまい、ルドルフはイッパイアッテナに頼る事なく立ち向かったり、違う事でちょっと切なかったり。
リエちゃんが大人の雰囲気になったように、ルドルフも大人になったんだよ。複雑な気持ちもいつか解ける時が来るまで大切にしまって置いてね。

イッパイアッテナはいつも通り頼りがいがあるけど、登場シーンは少なめで寂しい。川の向こうに気になる子がいるみたいだけど?

ブッチーも金物屋さんが倒産したり引っ越してしまったり、ミーシャに恋したりそれで悩んだり。
獣医さんは純血種だとか雑種だとか気にしないと思うよ。ミーシャの事が大好きな気持ちに自信を持って。

ミーシャはブッチーの大切な人(猫)。体に気を付けてママになってもずっとブッチーとなかよくね。

猫質のテリーは義理堅くて兄弟思いで話し方も面白くて。いつかはルドブンなんて呼ばないで、ただの友達になってね。ルドルフもそう思ってるよ。

ブルドックと雑種の子のワンちゃん。魔女みたいなおばあさんに可愛がってもらって、人の愛情を感じ人を愛する喜びを知ってね。きっと大丈夫。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 斉藤洋
感想投稿日 : 2017年2月14日
読了日 : 2017年2月12日
本棚登録日 : 2017年2月12日

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