野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズ。時代劇で有名な"銭形平次"の原作です。あの時代劇のイメージが強すぎるのか、最初は銭形平次のイメージを掴むのにちょっと難儀しましたが、慣れれば気になりません。内容は予想以上に面白いです。本巻にも収録されている第1作の"金色の処女"が1931年発表なので、80年以上前の作品ですが、今読んでも十分に面白いです。時代小説というよりもミステリです。シャーロック・ホームズ in 江戸って感じでしょうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
900 文学
- 感想投稿日 : 2015年1月19日
- 読了日 : 2015年1月19日
- 本棚登録日 : 2015年1月19日
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