高原英理によるゴシックに関する評論集。2004年に発行された単行本も読んだ記憶があるのですが、久しぶりに文庫で復刊したので手にとってみました。人外、怪奇、様式美、残酷、身体、猟奇、異形、両性具有、人形、廃墟と10のテーマで語られています。書き直しは一部の情報アップデートにとどまっています。最近はあまりゴシック的な作品を読まなくなったのですが、特に古さも感じなかったので、ゴシックという精神が不変なのか、時代が変わっていないのか、それともまだ少しはゴシックハートが残っているのかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
900 文学
- 感想投稿日 : 2018年5月20日
- 読了日 : 2018年5月20日
- 本棚登録日 : 2018年5月20日
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