シリーズ3冊の内の第1冊目。
ねこのオーランドーとおくさんのグレイス、三びきのこねこたちがキャンプに行くお話。
テントを張り、虹を追いかけたり川で釣りをしたり泳いだり、写生をしたり、毛虫で遊んでいて犬にほえられたり、夜には殺虫剤を撒いたり、キャンプファイアをたいて、みんなで歌を歌ったり。オーランドーはみんなのために次から次へと面白いことを考え、家族を楽しませるのでした。
人間のように車を運転したり料理したりする猫の家族が、色鮮やかに描かれている。
こねこたちがサングラスをかけるところや、殺虫剤をまくので目を押さえている絵、犬から逃れ岩の後ろに隠れてしっぽのさきをケムシに見せる場面や、お皿を拭いたり料理できのこを細かくする時のやりかただったり、絵をじっくり見るとおかしみを感じるところがたくさんある。作業をしている時にオーランドーとグレイスがしっぽをさりげなく結んでいるのも可愛らしい。猫たちがそれぞれ何をしているかを絵を見ながら楽しむと良い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2013年6月6日
- 読了日 : 2013年6月6日
- 本棚登録日 : 2013年6月6日
みんなの感想をみる