地獄変 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1991年3月20日発売)
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本棚登録 : 1328
感想 : 129
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天才と変人は紙一重。宇治拾遺辺りが原典だったよーな気がしますが、芥川はそれにかなり生々しさを添えています。
どっちかというと、炎に焼き殺される娘を前にして筆を取った男より、自分を拒んだ小娘を焼き殺した貴族の男のほうが怖いですが。可愛さ余ってというよりも、ひとをひとと思ってなかったんかしらね...。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典・純文etc
感想投稿日 : 2007年6月23日
読了日 : 2007年6月23日
本棚登録日 : 2007年6月23日

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