天才と変人は紙一重。宇治拾遺辺りが原典だったよーな気がしますが、芥川はそれにかなり生々しさを添えています。
どっちかというと、炎に焼き殺される娘を前にして筆を取った男より、自分を拒んだ小娘を焼き殺した貴族の男のほうが怖いですが。可愛さ余ってというよりも、ひとをひとと思ってなかったんかしらね...。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
古典・純文etc
- 感想投稿日 : 2007年6月23日
- 読了日 : 2007年6月23日
- 本棚登録日 : 2007年6月23日
みんなの感想をみる