右手にメス、左手に花束 (二見シャレード文庫 ふ 3-1)

著者 :
  • 二見書房 (2000年10月1日発売)
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本棚登録 : 269
感想 : 26
4

メス花シリーズ第一弾。

今読み返すと、ああ、そーいやこのふたりって強姦から始まったんだっけなあと。
篤臣の反応が、「そうそう、普通こんなことされたら、こーゆー反応だよね!」とゆーもので、BLにありがちな、強姦→実は好きだったんだ→恋人ではなく、その辺、スッキリした記憶が。
BLの典型って、往々にして、「男の願望AVかよ」と思う流れが多いので。

もともと意地っ張りな篤臣が江南を許そうと思ったら、よっぽどのきっかけがないとダメなんだろうなと思っていたので、あーゆーオチでないと納得できなかったかも。
しかし、江南って最低なやっちゃな…。最新刊じゃ、見る影もないけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ボンノー(小説・CD)
感想投稿日 : 2012年3月25日
読了日 : 2012年3月25日
本棚登録日 : 2012年3月23日

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