しばらく寝かせておいた「椿ノ恋文」ようやく読むことができました。本当は年末にじっくり読みたいって思っていたのですがコロナになってしまい読みたくても集中して読める状態じゃなかったので控えていたんです。けどようやく気力も充実してきたし、雨で何処にも行け無さそうなので腰を落ち着けて読むことができました。
もうこのシリーズは安定の感があってすっかりファンになってますし、30になった鳩子さんに会えて嬉しかったです。なんと子供二人も産んで肝の座ったお母さんで、しかも年子で小1とか、QPちゃんも中3で反抗期とかで可愛らしかったし大満足でした。強いていえばミツローのだらしなさが目立ってましたね。まだまだこれから子育てに大変な時期だとゆうのに一人サーフィンとかしてる身分じゃないと思うのですが、鳩子さんにまで代書屋の仕事再開させていい気なものだと思ってしまいました。
男爵がヒモダンって呼んでるところももっともだって思えますね。でも、ファンとして鳩子さんには代書屋して欲しいわけで今回も素晴らしい手紙の数々に心奪われてしまいました。QPちゃんからの手紙にも、どっと愛情感じてしまいました。でも、お隣さんへの子供になりかわっての詫び状はNGな気がしてます。あれは、一家の主人としてミツローが和解に向けて積極的に行動おこすべきだと思うのですが、(あるいは夫婦揃って)そうゆう大事なとこでもヘタレて何もできない旦那ってダメダメに思うのですが鳩子さんの寛大さを思わずにはいられませんでした。
まあ結果からして周りに助けられて良かった様子でしたけどバーバラ婦人の度量には敬服します。
それと江ノ電の鎌倉高校前に行ってみたくて仕方なくなりました。海の見える踏切はスラムダンクでも聖地になってるところですし。鶴岡八幡の参道も歩いて鎌倉アルプスもぐるりっとハイキングしたいって思ってるし、この本が文庫化したら付箋いっぱいつけて行ってみたいです。
そうそう椿文具店のある二階堂ってそこから山沿いに行けばすぐ鎌倉アルプスなんですよね。
まだレディババとの軋轢解決してないし、ミツローと別れてないので次回作もあると思うのですが無茶期待してしまいます。
- 感想投稿日 : 2024年1月21日
- 読了日 : 2024年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年12月23日
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