冒頭から、
「夏休みの宿題の代わりに夏休みの歌を完成させなさい。( )の中に1番嫌いな曜日と嫌いな理由を書きなさい。」
と先生がプリントを配り、みんな様々な理由を考えて提出していくのだが、私からしたら断然"体育"である。
しかし歌の後半では、
〜平気になろう( )なんか
やっつけちゃおう( )なんか〜
とあり、いかにも嫌いなものの克服が課題のようで、運動が苦手な人間が夏休み中にそれを克服するなんでよっぽどのことだぞと、不満しかない。
生まれつき心肺機能が弱くて、未だに一定時間走ると息切れが酷いのに。
小学生の頃にこの本を読んでいたら、ここで読むのをやめていたかもしれない笑
でも、杉山先生の〜いや、まったく、クレヨン王国だ。〜ここんとこは、クレヨン王国になっとる。等、素晴らしい景色や美しい色を見つけた時の口癖は素敵だなと思った。
"クレヨン王国の十二ヶ月"を読んだ後は、まさにそんな気分だった。
金魚を飼う星に住む熊の話はロマンチックだった。
〜夏休みの歌〜
1/7だけ幸せに
わたしがいちばん いやーな日
それは( )曜日
なぜって なぜって それは ね
( )があるからなのよ
もしも( )がなかったら
幸せな日が一日ふえる
日月火水木金土
1/7の幸せがわたしのハートにやってくる
だから 夏休み
平気になろう( )なんか
やっつけちゃおう( )なんか
幸せづくりだ 七分の一
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月5日
- 読了日 : 2024年1月3日
- 本棚登録日 : 2023年12月17日
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