クレヨン王国シルバー王妃花の旅 (講談社青い鳥文庫 20-30)

著者 :
  • 講談社 (1994年5月25日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 10
4

やっぱりアラエッサとストンストンが登場するというだけで楽しい。シルバー王妃と初対面。
アニメでは3人で旅をしていたが、この回までの原作クレヨン王国では、
悪い癖を直す旅「十二か月」
野菜たちと旅「新十二か月の旅」
をシルバー王妃。
「月のたまご」をアラエッサとストンストン。
2人に対する王妃の第一印象が面白い。
今作では新しい花札の考案に当たり、クレヨン達が十二か月それぞれの花を選抜し、それぞれの花の名所を訪ねて札に相応しいか検討する。
同じ旅のプロとして、2人と名所まわりに行きたいシルバー王妃。

アニメにもあった、
ヌリャンコ サザンショの歌もあり(河童)
3人の仲が良くなるにつれ、アラエッサとストンストンを自然と呼び捨てにし、初めてアラエッサを呼び捨てにした時は"月のたまご"でのまゆみさんを思い出してドキッとする2人。シルバー王妃のそっくりさんとして自己紹介したが、最後は石になった人々を戻すため死神に立ち向かい、2人も石になっていたが、元に戻ると"マーチャン"と呼びかけても返事がないので本物のシルバー王妃だと思い敬い、シルバー王妃は返事をしたいのを我慢する。それが別れ。

マーチャンは、シルバー王妃が故郷のサブリナの古城で父に呼ばれていた時の愛称。今回の旅の初めに、そっくりさんとしての呼び名として使っていた。

1〜12月
竹(黄緑、黄土)
つくし(茶)
チューリップ(赤)
さくら(ピンク)
パンジー(紫)
薔薇(肌色)
紫陽花(青)
朝顔(水色)
孔雀サボテン/月下美人(黒、白)
金木犀(橙色)
イチョウ(黄、灰色)
モミ(緑、焦げ茶)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月23日
読了日 : 2024年2月22日
本棚登録日 : 2024年1月3日

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