一気読み。
初めは全く関わりのない2人の主人公と思しき人物のストーリーが、回想とともに進んでいく。正直、この状態では全くストーリー展開などは想像すら付かなかった。しかも、段落の区切りなども一切なく、本当に「ふとした」タイミングで過去の改装などが入るため、読みにくさもあるかもしれない。
しかし、読み進めていくうちに次第に2人のストーリーが近づき、一つの大きな道になっていく。
決して今の時代、綺麗な話、単純に泣けるストーリー、と言える内容ではないし、人によってはモヤモヤが残るかもしれない。
が、人の思い、親が子を思う気持ちの強さ(そして逆も然り)という面に関して言えば、感動だな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月9日
- 読了日 : 2020年5月9日
- 本棚登録日 : 2020年5月9日
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