闇祓

著者 :
  • KADOKAWA (2021年10月29日発売)
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本棚登録 : 7597
感想 : 675
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発売されてもう1年と4ヶ月位になるんですね、早いなぁ。

なにせ、読み終えたのは初版本(苦笑)

本作が発売される前にいつもの有隣堂で大々的にプロモーションされており、辻村作品では見たことの無いジャケットのテイストに魅せられ購入したまま積読に...

闇ハラかぁ...

〇〇ハラスメント、見聞きする日が無いほどに叫ばれるようになりましたが、確かにこれもハラスメントですね。

後半にかけて没入感を得られましたが、評価としては☆3.5かな。

ヤミ-ハラ【闇ハラ】闇ハラスメントの略。
ヤミ-ハラスメント【闇ハラスメント】精神・心が闇の状態にあることから生ずる、自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言動・行為。本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、自身の尊厳を傷つけられたり、脅威を感じた場合はこれにあたる。やみハラスメント。闇ハラ。ヤミハラ。
ヤミ-ハラカゾク【闇ハラ家族】闇を振りまく人。及びその集合体。どこにでも、誰のそばにもいる。
ヤミ-ハラ【闇祓】闇を振りまく人から、逃れること。彼らの闇を祓うこと。及びそれを生業にする人々の総称。



説明
内容紹介
あいつらが来ると、人が死ぬ。 辻村深月、初の本格ホラーミステリ長編!

「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!
著者について
●辻村 深月:1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』など著書多数。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月19日
読了日 : 2023年2月19日
本棚登録日 : 2022年11月15日

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