詩集『青猫』より (立東舎 乙女の本棚)

  • 立東舎 (2021年12月17日発売)
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本棚登録 : 134
感想 : 15
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三十五乙女読了です♪
本書も図書館にてお借りし、他の返却本を持って来たタイミングで図書館内にて読了しました。

結果、2冊続けての「詩集」となりました^^;
この感性を養うにはこれからも触れていくしかないですよね。

しきみさんのイラストとの相性はバッチリ♪


<萩原朔太郎>
萩原朔太郎(1886年11月1日 - 1942年5月11日)は、日本の詩人、評論家であり、大正時代に近代詩の新しい地平を拓いた人物として「日本近代詩の父」と称されています。 彼の詩は美しい情景を描きつつも、どこか暗い世界観を持っており、口語自由詩を用いた作品で知られています。彼の功績として、日常語を使用した自由詩を定着させたことが挙げられます。代表作には「月に吠える」(1917年)や「氷島」(1934年)などがあります2. 彼の詩は寂寥感、孤独感、倦怠感、憂鬱感、空虚感などをテーマにしており、象徴主義や神秘主義の要素を取り入れています。


人気シリーズ「乙女の本棚」第24弾は萩原朔太郎×イラストレーター・しきみのコラボレーション!
詩集としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

ああ このおほきな都会の夜にねむれるものは
ただ一疋の青い猫のかげだ

都会的な風景を妖しく切り取る名詩集。

萩原朔太郎の『青猫』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

著者について

萩原朔太郎
明治19年(1886年)群馬県生まれ。詩人、小説家。「日本近代詩の父」と称される。中学在学中に級友と共に『野守』という回覧雑誌を出して短歌を発表する。主な詩集に、『月に吠える』『純情小曲集』『宿命』などがある。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『猫町』(萩原朔太郎+しきみ)がある。

しきみ
イラストレーター。東京都在住。『刀剣乱舞』など、有名オンラインゲームのキャラクターデザインのほか、多くの書籍の装画やファッションブランドとのコラボレーションを手がけている。著書に『魔術師』(谷崎潤一郎+しきみ)、『桜の森の満開の下』(坂口安吾+しきみ)、『夢十夜』(夏目漱石+しきみ)、『押絵と旅する男』(江戸川乱歩+しきみ)、『猫町』(萩原朔太郎+しきみ)、『獏の国』がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月7日
読了日 : 2024年4月7日
本棚登録日 : 2024年4月7日

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