二十一乙女読了です♪
これ乙女が好むかなぁ...
チビッコが見たら泣いちゃうかもね^^;
もう2年前かぁ、読みたくて、読みたくて、読みたくて手にした推理小説の元祖と言われる「モルグ街の殺人」(エドガー・アラン・ポー著)。
一緒におさめられていましたよ、「黒猫」。
まくらくらまさんのイラストが+されることで、視覚的恐怖が(;゚Д゚i|!)
<あらすじ>
1843年に『ユナイテッド・ステイツ・サタデー・ポスト』に掲載されエドガー・アラン・ポーの短編小説。『黒猫』は、酒に溺れた男が自分の飼い猫を殺してしまい、その後もう一匹の黒猫によって恐怖と罪悪感に苛まれていく物語です。男は妻も殺害し、その死体を地下室の壁に隠しますが、警察が捜査に来たときに、壁の中から猫の声が聞こえてきて、犯罪が発覚します。男は自分が壁に埋めた猫が自分を裁きに来たと悟ります。
人気シリーズ「乙女の本棚」第35弾は、文豪・ポー×イラストレーター・まくらくらまのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
私は狂っているわけではないし、よもや夢を見ているわけでもない。どのみち、明日になれば私は死ぬ。
動物好きで、賢い黒猫を飼う男。ある晩の行いから、少しずつ彼の人生が崩れていく。
ポーの名作が、アンティークのような不思議な魅力を放つイラストで話題の大人気イラストレーターで、本シリーズでは中原中也『詩集『山羊の歌』より』を担当するまくらくらまによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
著者について
エドガー・アラン・ポー
1809年アメリカ・マサチューセッツ州ボストン生まれ。小説家、詩人。1832年から作品を発表しはじめる。「アッシャー家の崩壊」、「ウィリアム・ウィルソン」などのゴシック小説で知られるほか、史上初の推理小説と言われる「モルグ街の殺人」や「黄金虫」といった作品も執筆した。1849年に死去。死因にはいくつかの説がある。
斎藤寿葉(さいとう・かずは)
早稲田大学博士課程満期退学。専門は19世紀末から20世紀初頭のアメリカ文学。「ヘンリー・ジェイムズにおける贈与の力と資本主義」をテーマに博士論文執筆中。
まくらくらま
3月26日生まれの作家。ヨーロッパアンティークが好き。デジタルだけでなく、油絵等のアナログ画材も併用し作品をつくっている。著書に『詩集『山羊の歌』より』(中原中也+まくらくらま)、『まくらくらまイラストカードブック ノアンティクの夢物語』、『不思議なアンティークショップ』がある。
- 感想投稿日 : 2023年10月12日
- 読了日 : 2023年10月12日
- 本棚登録日 : 2023年10月12日
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