日本一高い展望図書室で手にした一冊目は「銀河鉄道の夜」、ある意味で日本で1番銀河に近い場所で読んだ1人になれたのかもσ(・ω・`)
清川さんのアートと本作の雰囲気は相性抜群!!
本当は夜に星を見ながら...なんて思ったりもしましたが、星を見るためには室内を暗くしないといけないので、そもそも読書には不向きですよね^^;
有名な宮沢賢治未完の物語。
<あらすじ>
物語は、星祭りの夜に始まります。ジョバンニは家が貧しく、父親は漁に出て帰ってこないため、学校でも働きでも身が入りません。クラスメイトにからかわれたり、牛乳をもらえなかったりして、彼は一人で丘に行きます。そこで彼は銀河鉄道に乗り込み、親友のカムパネルラと再会します。
二人は銀河を旅しながら、様々な人や物語に出会います。鳥を捕る人や船から来た青年と姉弟、蠍の火の話をするかおる子などです。二人は「本当の幸い」とは何かを考えるようになります。
旅の終わりに、ジョバンニはカムパネルラと一緒にみんなの幸いのために生きようと誓いますが、カムパネルラは突然消えてしまいます。ジョバンニは目を覚まし、カムパネルラが川で溺れて行方不明になったことを知ります。しかし、父親がもうすぐ帰ってくることも知らされ、ジョバンニは勇気づけられます。
ビーズや布、クリスタル、糸で織りなす宇宙。
『幸せな王子』『人魚姫』につづく、清川あさみ、絵本シリーズ最新作がついに完成。
水素よりも透明な銀河の水、サファイアやトパーズの河原、
眼もさめるような白い十字架、楽器の旋律森、りんごと薔薇の匂いがする風、
きらきら燃えるとうもろこしの地平線……。
鳥を捕る男、踊るインディアン、ハープのような孔雀、
タイタニック、跳ねる鱒、真っ赤な蠍……。
宮沢賢治が言葉で描いた空前絶後の情景が、ページをめくるたび、目の前に鮮烈に立ち上がる--。
永遠の名作 『銀河鉄道の夜』決定版!!
内容(「BOOK」データベースより)
布、糸、ビーズやクリスタルで織りなす宇宙―空前絶後の名作『銀河鉄道の夜』決定版。
著者について
清川あさみ
1979年生まれ。学生時代より、モデルとして人気を得て連載やスタイリングを手がける。
現在、糸や布を使ったアート作品、衣装、空間、映像、
イラストレーションを創作するアーティストとして多方面で活躍中。
そのオリジナルな手法と世界観をもつ作品を発表し続け、世代をこえて注目されている。
また、数々のCDジャケットや広告のアートディレクションを手がけている。作品集や展覧会も多数。
おもな著書に作品集『futo』(マドラ出版)、『美女採集』(INFAS)、『caico』(求龍堂)、
絵本に『幸せな王子』、『人魚姫』(ともに小社刊)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
清川/あさみ
1979年淡路島生まれ。2001年より糸や布を使った数々のアート作品、衣装、空間、イラストレーションを発表しつづける作家として、そのオリジナルな世界観が様々な分野から注目されている。またCMなどの広告、CDジャケット等を数多く手がけるアートディレクターとしても活躍している
宮沢/賢治
1896年岩手県花巻市生まれ。1933年(昭和8年)、37歳で没。1924年(大正13年)『春と修羅』『注文の多い料理店』を出版。生前刊行されたのはこの二冊だけだが、空前絶後の魅力にあふれた作品群によって没後評価が高まり、数多くの童話や詩集が刊行され、国民的作家とされるようになった。盛岡高等農林学校に在学中に日蓮宗を信仰するようになる。卒業後一時上京したが、妹の病のため帰郷し、花巻農学校の教員となる。辞職後も、岩手の地で、農耕と創作に献身した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 感想投稿日 : 2023年10月28日
- 読了日 : 2023年10月28日
- 本棚登録日 : 2023年10月28日
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