街の片隅で生活する人達に少しだけ立つ波の波紋を見ているような短編集です。
毎度事件が起きそうで起きないという安心設計で、人によっては物足りないと思うのですが、人が不幸になり過ぎない普通さ加減が僕はとても精神が安定して好き。
心の中では嵐はあれど、世の中そんなに捨てたものではないよねと思える本です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月22日
- 読了日 : 2021年1月14日
- 本棚登録日 : 2021年1月14日
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