やっぱり表紙って大事だよなあ。これ見た瞬間においどんの乙女心が疼きやがりました。完全にいい本にしようと思っている静かな気合いを感じる表紙です。
中身も素晴らしいです。山村に短期移住した日記なので特別ものすごい事が書いてあるわけでは無いけれど、皆が憧れる山村移住のいい所ばかりが凝縮されています。
田舎暮らしのデメリットが浮き彫りになっている昨今、幻想を抱いて移住しようなんて思わないけれど、これ読むと夢見ちゃう人沢山いそうです。
少年少女たちが生き生き駆け回って、親たちも離れがたくて泣くぐらい村に溶け込むんだから素晴らしい。これは作家パワーも有るんでしょうけど、それにしてもとっても良い村のようです。
所で、宮下さんの子供って普通に本読むんですね。やはり周囲の環境で本読む読まないって決まっていくんでしょう。僕は身の周りに本を読む人一人もいなかったので、高校に入るまで1冊も読みませんでした。少なくとも本が身近に有る環境はうらやましいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年4月29日
- 読了日 : 2018年4月27日
- 本棚登録日 : 2018年4月27日
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