時計の社会史 (中公新書 715)

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  • 中央公論新社 (1984年1月1日発売)
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感想 : 14
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和時計って知らなかった。仕組みが知りたい、万年時計見てみたい。
江戸時代、自国風に時計をアレンジした日本と、皇族の奢侈品にしかできなたった清が対照的。

経度法のくだりもおもしろい。経度を知るためには時間を正確に知る必要があったのですね。

時計がもたらした人々の時間感覚の変化はさもありなん。
製造面でみると、精巧な時計はもっとも技術力の高い産業だったのだなあ。

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感想投稿日 : 2011年9月26日
読了日 : 2011年3月27日
本棚登録日 : 2011年9月26日

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