ねずみとくじらの優しさがあふれる素敵な絵本です。
優しい色合いの絵に癒されますし、何より言葉が美しい本です。
特に素敵だなと思った表現を書き出しますと、
「いきてここにいる けしつぶほどのねずみのみも、いきてひろがる だいうちゅうのなかまとして、しみじみうちゅうぜんたいを したしくかんじました」
「ポーリスは、ねずみのちいさい かわいさや やさしさ、かるいふるまいや こわね、ほうせきのようなめのかがやきに ひきつけられましたし、エーモスは、くじらのおおきなからだや どうどうとしたようす、ちからやうごき、ひびくこわねや あふれるしんせつにうたれました。」
そして、くじらがねずみを想ってつぶやいた、
「なりはちいさいが、しつせつのかたまりだな」というセリフがお気に入りです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年7月4日
- 読了日 : 2023年7月4日
- 本棚登録日 : 2023年7月4日
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