この本を初めて読んだのは、もうずいぶん前に東京に行く用事があって帰りの羽田空港の中にある本屋で立ち読みしていました。相も変わらずパワフルなサイバラかあさんと逞しく成長した子供達が微笑ましいです。
もうずいぶんと前の話になるのですが、ちょっと東京に行く用事なんぞがございまして。その帰りの羽田空港で時間があったので空港内の本屋で読んでいた本のひとつがこれで。いまさら言うまででもないんですが、西原理恵子師匠の
「毎日かあさん第6巻 うろうろドサ編」です。
ここに収録されているマンガは全て一度、毎日新聞に掲載されたもので読んではいるのですが、こうして読み返してみてもやっぱり面白い。
アルファブロガーで書評家の小飼弾さんも言っていたけれども、彼女のマンガがあれだけ売れるのは「エッセイ漫画」というニッチ市場を開拓してその上で彼女がしっかりと抑えているからだとおっしゃっていましたが、僕もそう思います。この連載が単行本化されるときもやっぱり彼女はサービス精神旺盛な女性で、幾多の書下ろしが毎回加えられるのですが、
今回はカンボジアを初めとするアジア各国を子供たちと回ったときの話で、屋台でジュースを息子さんが頼むとお釣りがないからといってビニール袋いっぱいのジュースが渡されたり、タランチュラのから揚げなんぞを娘と作って食します。そして最大のハイライトはカンボジアで買った500キロ(実際は1トンを越えていた)石柱を衝動買いして子供たちに責められている場面でした。
いま、この石柱は『ジャヤバルマン2世くん』と名づけられ、彼女の家の庭に立てられているそうです。
- 感想投稿日 : 2011年7月22日
- 読了日 : 2011年7月22日
- 本棚登録日 : 2010年11月5日
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