まだ建築の学校に入って2年もするかしないかの頃、建築を創ることが、なにか社会を大きく変えることができるのだと、夢見ていた。いまは、少しづつ社会を変えることすらできるのかできないのか、深く悩み、考えてしまう。建築家ができることは、とても小さい。でも、コルビジェの言葉の数々は、建築を創るという行為の根っこのところにある、いうなら喜びのようなものに深く触れていて、読み返すたびに、すこし、前向きに建築を考えよう、生きよう、という兆しが、心の中に湧き上がってくるのです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
建築
- 感想投稿日 : 2013年2月13日
- 読了日 : 2013年11月15日
- 本棚登録日 : 2013年2月13日
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