私はあの白いウエハースの、きちんとした形が気に入っていた。もろいくせにみごとにスクエアな、きちんとした、ほそながい。私はそれで椅子をつくった。小さな、きれいな、そして、だれも座れない。
壊れるとわかっているのに一生懸命つくり、壊れては泣く、でもまた一生懸命つくってしまうわけです。
切ないなぁ、、、
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年4月14日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2024年4月14日
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